私と世間へのお手紙

日常と思想、ときどき宗教。拝啓、私と世間様!

2021年10月25日(月)のこと

◎冬じゃん

 冬じゃん? 朝が寒くてびっくり。まだベッドの準備が出来てないので適当に空いているところに布団を敷いて寝てるけど、冬布団使い始めたらすっかり出られなくなってしまって、おまけに足元の方に猫がいるもんだから余計に動けない。

 起きる⇒寒い⇒動けない⇒もっかい寝る、を繰り返していたら、就職先の研修に行く夢を見た。正式な同期も紹介してもらって、女2に男3か~この女の子と仲よくなりたいな! とか思ってたら全部夢だった。夢の中で自己紹介カードも書かされたのに。

 

◎おひる

 そんな調子だったので、布団を這い出るころには11時前になっていた。お腹もすいたし、寒いし、もうお昼を食べてしまおうと昨日の鍋の残りを準備して、今朝の朝ドラとワートリアニメの3話(二回目)と真犯人フラグの3話を見た。鍋が終わってからは、姉にもらったポン菓子を食べてた。何年ぶりに食べたかわからないけど美味しいね。

 今期の朝ドラ、「おかえりモネ」。主演と主題歌に惹かれて見始めたけど、すっかり夢中になってしまって……気づけば最終週。今朝を含めて残り5話だけど、1話15分と思うと残り1時間程度ということ。まじで? 私も例に漏れず「菅モネ」の流行りからぐんぐん夢中になったけど、それ以外の部分でも惹きこまれたところはたくさんある。特に印象的だったのが、8月頃だったと思うけど、長く住んだ土地を離れるのってどうなの? ということがメインになってたときの話。災害が起きて離れざるを得なくなってしまった人たち、災害を危惧して離れるべきだと勧める人たち、それでも長く住んだ大切な土地からは離れられないという人たち。おかえりモネのメインテーマとは少しずれるかもしれないけど、住んでいた土地を離れる、手放すってどういう気持ちなのだろう? それでもその選択をする理由は何なのだろう? ということが妙に気になった。

 それはちょうど、自分自身が実家の引っ越しをして、さらに就活で不動産業界に進もうとしていたからだった。

 朝ドラの話を面接でしたわけではないけど、これをきっかけに自分の経験も加えて、土地の売買の部門に興味があるという話をした。実際にその部署に配属になるかはわからない(なんせまだ同期も知らないのでね)。でも、おかえりモネに助けてもらったところがあるのは確かで、そういう意味でも特別大切なドラマになったなと思う。終わらないで……。

 

 ワートリは昨日にも見たのだけど、ちょっと落ち着いて見られなかったので改めて見た。東隊の作戦室での会話で、東さんが勘は大事にするべきということを言っていたの、もしかして修が己の勘(違和感)をずっと気にしていることにも向けているのか? と気づいた。当然本人に聞こえているわけではないけど、読者・視聴者であるこちらは修……! 気づけ修…!!! と唸ってしまってかなり面白い。ショッピングモールでの戦いめちゃめちゃ好きなので来週も楽しみ。

 

 そして「真犯人フラグ」。全員怪しさたっぷりなところとか、陽気に「魔王」を歌ってるおばさんとか、どこまでもあな番みがすごいけど、そういや映画も公開するもんねと気づいた。謎は深まるばかりだし今から考察しても何もわからないので、むしろ全員疑いながら見てる。長田さんもなかなか重要ぽい役で嬉しい。

 事件と謎自体はちょっと無理でも見てられるけど、それ以外の描写がリアルで、見ていてかなりしんどい。先週はSNSの使い方がリアルだと思っていたけど、情報がねじ曲がって伝わっていく様子そのものがリアル。そんな警察いねーよ! と思いつつ、説明に一言が足らないせいでどんどん主人公に疑いの目が向いていくところ、正しいやりとりを知っているこちらからすると、正確に伝えてくれよ……と思って苦しかった。でも、実際自分のやりとりを誰かに話すときそんなに細かく説明する人ってなかなかいないし、むしろわかりやすいように端折って話す(逆に私は誤解を恐れて細かく話してしまおうとするし、そんな必死にならなくても笑 と言われたことがある)(あっまた嫌な記憶が……)。

 あな番のときは全ての事件がほとんどひとつのマンションの中で起きていたから、描かれる描写もマンションの内側ばかりだった。不可解な事件が外側でも作用していることをリアルに描こうとすると、ここまでエグくなるんだね。私はしんどいです。

 でもまぁ謎は気になるし、西島さん主演だし、事件自体は突飛なのである意味軽い気持ちで見られるので、このまま見続ける。

 

◎お片付け

 午後はアパートから持ってきた物の片づけをした。とはいえ、物ばかり運んで棚が全然ないのでまだまだ床に物が散乱している。備え付けの本棚はほとんど埋まったけど、入れたい本は全て収まりそうなのでついに理想の本棚が出来てしまう。

 片づけをしていると懐かしいものもたくさん出てきて、いろんな記憶が刺激される。そうでなくても嫌なことを繰り返し思い出してしまう癖があるので生きづらい。それで思い出したわけじゃないけど、なんだかなーと思うことが二つあったので書いておく。

 

 一つ目は、3月のライオン」と大学の同級生3月のライオン自体は母の本棚に置いているけど、同作者の「ハチミツとクローバー」は私の本棚にある。整理中、そのハチクロに触れたことで芋づる式に思い出してしまったのが、大学の同級生によるライオン最新巻の感想だった。最新巻は、それはそれはあたたかくて、1巻の頃の主人公を思うと「よかったねぇ……」と涙が止まらない勢いの話ばかりだった。みんなの成長がすごい。私はそれがとても嬉しくて、同時に物語も終わりに向かっているのかなとほんの少しの寂しさを感じてしまっていたのだけど、その同級生の感想は真逆だった。曰く、「ずっと報われず恵まれないままでいてほしかった」。

 もちろん、この感想にも前後の言葉があるし、彼女の性格(私が知る限りの)を思えば、そういう感想が出てくるのもひとつ納得はできた。ただ逆に、彼女がこの漫画に何を求めているのかがわからない。冷たい孤独の中で戦い続ける主人公に惹かれたのかな。だとしたら、前作のハチクロのことは何も知らない? アニメは見てない? 羽海野先生のあとがきを読んでない…?

 別に作品を否定していたわけではないので、私も怒っているわけではない。むしろツイートを見ると、作品で描かれるものが自分の感性とずれていくことを嘆いているように感じた。書きながらつい昨日の私と同じだなと思ったので余計に理解できる。自分の望んでいたように物語が動いていかないこと、悲しいよね。でも多分、貴方のことを多少なりとも知っていて、3月のライオンという作品を自分の人生に不可欠だと思う位に愛している私からすると、この作品は貴方のための作品ではないよ。そんなことを直接言える仲ではないし、言う必要も無いし、向こうはそもそも私が同じ漫画を読んでいることを知らないだろうから、今日TLで見たツイートに倣って、私は「私のための物語」であってよかったと思うことにする。

 

 今日思い出したなんだかなーの二つ目。を、書いていたらそれだけで長くなってしまったので別記事にしてあげることにした。

 もはやガチのエッセイ。読む必要はない。

 

umi-no-soko.hatenablog.com

 

 そんなことを考えながら片づけをして、うきうきで持っているフィギュアを本棚の一番上に飾ったら、数分で落っこちて破損させてしまった。あまりにも愚か。そういえばその前に聞いていたネットラジオで今日一番運勢が悪いのはおひつじ座と言っていた。当たってんじゃねーよ。

 

テニプリっていいな

 僕の全てさ。

 昨日姉カップルと話しているときに途中でテニプリの話題になったのだけど、そのときの姉の発言がおもろかったので残しておく。

 

私「そういえばほそやん*1YouTube始めたね」

姉「私はあのドライフラワー*2を、白石くんの別れた彼女の気持ちで聞いてる

 

 夢女子じゃん。

 

姉「別れたけど白石くんは私のことがまだ大好きで、忘れられないんだろうなって思って聞いてる

 

 こじらせた夢女子じゃん。

 

私「白石くんがそんなに夢中になるくらい完璧な女性じゃないじゃん…」(わるくち)

姉「いや、白石くんは自分が完璧だからこそ、彼女にはそういう完璧さは求めてないと思う! むしろ抜けてる方が好きだと思う!」

私「でも白石くんって(姉みたいな)ぐいぐい来る女の子苦手じゃん」(わるくち2)

姉「そこがかわいいよね♡」

 

 その後、姉は「白石くんの好みのタイプ、『シャンプーの香りがする子』もクリアしてる」と堂々と言っていたし、一連の会話を彼氏はずっと黙って聞いていた(がんばれ!)。

 ちなみに姉の彼氏は、テニプリ未履修だったのをアニメ再放送とコミックの無料開放で勉強させられたらしい。その甲斐あって、ルドルフの話になったときに「観月さんがいるところ…」って言ってた。観月はじめのことを観月さんって呼んでるあたりいい教育受けてんなって思った。

 

 

 

 明日は母が有給休みなので、日帰りで尾道のアパートまで行ってまた荷物を運んでくる。少しずつ引っ越しが進んでそわそわわくわくだな。 

*1:声優、細谷佳正さんのこと。テニプリキャラの白石蔵ノ介を担当していて、姉はほとんど白石くんにしか興味がない

*2:細谷さんはYouTubeチャンネルでドライフラワーをカバーしている